こんばんは、舐め好きハニーです。
新型コロナの予防接種が17日から開始されました。
菅首相は1月4日の年頭会見で「2月下旬までには接種開始できるように政府一体となって準備を進めております」とおっしゃっていました。
そこからすると約2週間の前倒しです。
また2月2日の首相の会見では「2月中旬に前倒し」の意向をおっしゃっていましたが、その通りとなりました。
素晴らしい動きと思います。
こうした予定は予定通り進めることすらかなり困難なはずですが、前倒しで行うとはすごいです。
おそらく政府、霞が関の官僚の方々や地方自治体、医療関係のみなさんの想像を絶するハードワークのすえに成し遂げられたのでは、と想像します。
ちょっと考えただけでも課題がたくさん浮かびます。
いつ誰が誰にどの場所でどういった方法で接種をするのか。接種する医師、看護師の体制は? そのリソースはどう確保する? 手当は? 接種対象をどう選択しどう本人に伝える? 意思確認の方法は? 問診票の必要事項は何で、どのように質問する? 接種会場の感染対策は? 接種までのフローは? 接種後のサポートは? アナフィラキシーが出た時の患者対応は? 緊急時のエスカレーションプロセスは? 二回目はどう案内する? 一回目接種の人をどのマスタで誰がどう管理する?マニュアルはどこまで国がガイドラインを作って地方自治体にはどこまで権限移譲する? ワクチンはちゃんと届く? 遅滞した場合の対応は? ファイザー社との連携方法は? マイナス70度を適切に解凍できる? 注射針や消毒、ゴム手など備品は十分? 不足したら誰がどこからどう調達する? 破棄物が大量に出るが処分手順は? 記録はどうつけてどういった報告体制にする? 大雪や地震が発生したときの対応は?etcetc
あー考えただけでも大変そうで疲れてしまいます。
もちろん実際の課題はこの何倍もあり、想像もつかないような課題が次々と出るのでしょう。
この前例のない難題をこの短期間で、しかも二週間の前倒しで準備を進め接種開始まで実現したのは、ものすごい成果、奇跡のプロジェクトだと個人的には思います。お金を生む活動ではないのはこのプロジェクトをさらに難しくしており、反対する人、非協力的な人の調整なども相当苦労されたのでは、と推測します。
しかし残念ながらほとんどのメディアはこの大変さを伝えたり、この仕事の素晴らしさを称賛したり、ということはありません。
相変わらずの政府批判や「私たちはいつ受けられるのか」といった不満、「注射したらかゆみが出ないか不安」など、的外れな論議ばかりです。ほとんどのメディアはホントいけてないです。
というわけで、私がこんな場所から恐縮で、ささやかでありますが、予防接種の実施に関わった全ての方へ、この仕事への称賛と、心からの感謝を申し上げます! 私もいずれ接種を受けたいです。
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- 2021/02/17(水) 23:30:00|
- 徒然
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