こんばんは、舐め好きハニーです。
相変わらず新型コロナウイルス感染症（新型肺炎）が猛威を振るっております。
先ほど12日（木）午前1時半すぎにWHOがパンデミック（世界的な大流行）を表明したようです。
コロナに関してはいろいろな情報が錯綜しています。
以下、私なりに思うところです。
まず、世界の主要な国別の感染状況の数字を見てみます。
表は読売新聞の3/11（水）午前0時および22時半の記事をベースに、WHO発表の数字なども参照し、私が作成したものです。
なお国は主要なところだけですので、それらの合計値は最下段の世界合計の値とは一致しません。
数字から見えるのは、まず良いニュースとしては
・感染源の中国は8万人超の感染者が出たが、ようやく落ち着いてきたようで、ここ数日は新規の感染者が50人以下
・日本はここ数日、新規の感染者は50人前後。毎日漸増しているが、他国に比べると感染者数の増加スピードは抑えられている
一方悪いニュースとしては
・イタリア（10,149人）、イラン（9,000人）、韓国（7,755人）で特に感染が目立つ
・イタリア、イランは死亡率も高い
・スペイン、フランス、ドイツ、米国で急増し始めた（すでに日本の感染者数を超えた）
・日本でもいくつか集団感染が疑われる箇所がある
そんなところです。
文化的に清潔リテラシーが低かったり（手を洗わないとかマスクしないとか床につばを吐くとか）、政治や宗教などの集会事が好きだったり、いたずらに検査をし過ぎたり、医療体制が脆弱だったり、政治的な統制が取れていない国では感染が広がる傾向があるようです。
そんな中、日本の新型コロナ対策は、ここまでは比較的うまくいっているように見えます。
感染源の中国と距離的にも交易的にも近く、比較的早くから感染者が判明し、しかもクルーズ船問題まであったことを踏まえると、よく抑えられていると言えるでしょう。
クルーズ船騒ぎのときなど国内外から散々批判されましたが、今、批判していた多くの国々は大混乱に陥っています。
日本は、元々清潔好きでインフルや花粉症対策で手洗いやマスクに慣れていることや、「外出は自粛して。イベントは控えて。」と言われれば大半の人が守る従順さが功を奏していると思われます。
あとはなんといっても大英断だったのが安倍首相による2月27日の全国小中高の一斉休校要請です。
批判、混乱は多数で未だにグチグチ言っている人も多いですが、それも覚悟の上で「子どもを守る」という国家的最優先事項を貫いた首相判断は極めて素晴らしいものだったと思います。
批判は簡単です。
でも実行するのはものすごく勇気のいることです。
正直、未知のウイルスとの戦いゆえ、後に検証した際に「こうしておけばより良かったかも」という反省もあるでしょう。
とはいえ前例のない戦いです。必ずしもベストでなくてもベターな判断を躊躇なくやる、最悪の事態を予測し動くときは動く、というのは必要でしょう。
首相在位歴代最長のリーダーだからこそできた、思い切った大英断だったと思います。
（ちなみに私は安倍政権の回し者ではありません…）
幸い、子どもの大規模な集団感染は今のところみられません。
逆にもし一斉休校をやっていなかったら…
「演劇鑑賞会をしたXX小学校の4年生が集団感染」
「XX中学校の卒業式で海外渡航歴ありの父兄からクラスター感染」
「選抜大会に出場予定のXX高校YY部の宿舎で部員の半数以上が感染」
「お兄ちゃんが感染し弟と妹も感染。弟の同級生と妹の習い事の生徒も感染」
といった、一番避けるべき子どもを巻き込む集団感染があちこちで発生していたかもしれなかったのです。
世の中、残念ながら批判する人はたくさんいますが、褒める人はあまりいないものです。
（体験記にもそういうお声がたくさんありますよね）
なので僭越ながら私から、安倍首相の大英断、各省庁の大臣はじめ迅速な対応と、その命令系統の下で日々ご尽力されている霞が関の官僚の方々、自治体関係者、保健所や医療従事者のみなさまなどへ絶賛と御礼を申し上げたいと思います。
日本の新型コロナ対策は素晴らしいです！ どうもありがとうございます！
今後ですが、もうしばらくじーっとしているしかなさそうです。
中国が落ち着いてきたこと、日本が爆発的流行を防げていることから察するに、このウイルスは人の移動や接触を極力減らし、医療現場を適正にコントロールし、あとは各人が清潔と免疫力をキープすれば、それなりに抑えることができそうです。
「卒業式がなくなる」「給食用の牛乳が余って」「預け先がなくて仕事に行けない」「夢の甲子園だったのに」など、個別には辛い事情もあるでしょうが、人類存亡の危機かもしれないウイルスとの戦いの最中では致し方なしでしょう。
国のリーダーを信頼し協力する。情報を見極めてデマに惑わされず、危険な場所には近づかず、手洗いうがいを励行し、体調を整え免疫力を上げる。批判や不満でなく現状でできることを探す。あとは落ち着いてしばらく待つ。我々が個人レベルでできるのはそんなところでしょう。
なお、お店は引き続き営業しております。
私自身も健康には細心の注意をはらっております。
とはいえ、お客様にとっては不安はあるでしょう。キャンセルご希望の方はご遠慮なくおっしゃってください。（キャンセル料はありません）
騒動が落ち着いたらまたご予約いただけるのをお待ちしております！
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- 2020/03/12(木) 01:50:00|
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