こんばんは、舐め好きハニーです。
先日「
約1年新製品が出ないニコンが心配…」と書きましたが、ようやくニコンからデジタルカメラの新製品の発表がありました。
→ ニコン「Z 50」を発売https://www.nikon.co.jp/news/2019/1010_z50_01.htmAPS-Cサイズのお気軽な(といっても10万円ちょっとしますが…汗)ミラーレス一眼カメラです。
フルサイズはお値段もスペックも立派過ぎるのでもう少しお気軽なミラーレスを、というニーズは大きいはずで、ニコンがようやくそれに応えてくれました。
私も先日、銀座のニコンサロンで触ってきました。
内容は結構良いと思います。個人的には
・4K30Pクロップなしの動画性能(動画カメラとして使える)
・Z 6/Z 7と同じ操作系(上位モデルのサブ機として使える)
・ボディ、グリップ、ボタンなどの質感もよい(上位モデルのサブ機として使える)
・ボディサイズはコンパクトで軽い(気軽に持ち運べる)
・キットレンズ16-50mmがかなりコンパクト(気軽に持ち運べる)
このあたりが素晴らしいと思います。
ただ一つ、とても残念なのは、ボディ内に手ぶれ補正がないことです。
これにより、高い評価を得ているフルサイズ用のZ NIKKOR S-LineレンズをZ 50で使おうとしても、手ぶれ補正機能がない、ということになります。
「キットレンズにレンズ内手ぶれ補正付けたからそれでいいでしょ」ということなのかもしれませんが、ちょっと乱暴な意見です。
せっかくZマウントでフルサイズとAPS-Cがシームレスにつながる大チャンスなのに、結局「フルサイズはフルサイズ、APS-CはAPS-C、それぞれの中でやってね」となってしまい、世界観がつながらないことになります。
ここは極めて残念です。
ニコンは相変わらず、モノ作りは素晴らしいのですが、商品企画やマーケティング、販売がイマイチですね…。
最近の商品は、基本的には素晴らしいけれど、必ず一つ大きな欠点、突っ込みどころがある、ということが多いです。
フルサイズのZ 6/Z 7も「ダブルスロットでない」と散々叩かれました。
ニコンは余程ユーザーの声を予測する力がないのか、もしくはわかっているものの既得の一眼レフとのカニバリ(カニバライゼーション=自社製品同士の競合)を避けたいため、あえて全力を出し切っていないのかもしれません。
でも、そんな悠長なことをしている間に、デジカメ市場はスマホカメラの高性能化で急速にシュリンクし、減っているパイの残りもソニーにガツガツ食われているのですがね…。
おっとすみません。
ニコンは個人的に一番応援しているだけに、つい熱が入ってしまいました。
Z 50の販売が成功することを祈り、またいずれZ 50にボディ内手ぶれ補正が入ったZ 55(?)が出ることも期待しています!
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- 2019/10/24(木) 23:00:00|
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