こんにちは、舐め好きハニーです。
すみませんまたカメラ業界の話。
キヤノンの真栄田社長が「健康上の理由」により退任し、御手洗会長兼CEOが社長復帰するそうです。
昨日5/1の取締役会で決定し、発表されました。
御年84歳の「かつての名経営者」御手洗じいさんが三度目の社長復帰です。
「おいおいキヤノンは大丈夫か」と心配になる人事です。よほど人材がいないのですね…。
こんな例える話が浮かびました。
「キヤノン」というワンボックスカーに大家族が乗っています。
じいちゃんは元・名レーシングドライバーでした。
でも今は後部座席です。
運転はお父さんです。
でも頼りないので、たびたびおじいちゃんに怒られます。
運転を交代させられたことも一度ではありません。
運転していたお父さんが病気になってしまいました。
息子はまだ免許を持っていないかペーパーです。
お母さんもお姉ちゃんも、他に運転できる人は誰もいません。いや、本当は運転できるのかもしれません。でも名ドライバーであったおじいちゃんの前での運転はあまりにプレッシャーが強すぎて、運転したくないようです。
結局おじいちゃんが運転することになりました。
とうとう三度目のドライバー交代です。
おじいちゃんは「俺はうまいんだ」「まだ大丈夫だ」「任せろ」と言います。
でも最近高齢ドライバーの交通事故が目立っており、心配です…。
以上はあくまで例え話ですが。
何度か取り上げていますが、キヤノンは昨今のカメラ市場の衰退、キヤノン自身のミラーレス市場への出遅れ、他の事業もめぼしいものが少ない、しかも新型コロナ…と経営環境的には大変な状況です。
運転で言えば、台風で大雨の夜、未舗装の山道を大人数を乗せて走るようなものです。
いくら名ドライバーとはいえ、84歳で大丈夫なのか、他に運転できる人はいないのか、と心配になります。
キヤノンは今年、ミラーレスでは「R5」「R6」という新製品を出すことを2月に発表しています。
「2020年中の発売を目指す」とのことです。
まだ発売時期すら未確定なのに早々に発売予告だけするのはいささか異例ですが「すごいカメラを出すからソニーやフジやニコンに逃げないでね」というキヤノン渾身の牽制球、と解釈しています。
夏とも秋とも噂がありますが、リミットとしては「2020年中」なので12月下旬までですね。
それを2月に発表だけしちゃうのはすごい。ある意味、蕎麦屋の出前の「今、出ました!」に近いものも感じます。
キヤノンもそれだけ切羽詰まっているはずです。
でも、カメラマニアの間では、R5はすごいカメラになりそうで、価格次第ではキヤノン巻き返しの大きな一手になりそうと、相当期待されています。逆に、R5とR6がずっこけたら、もうおしまいかもしれません。
私は今はニコンユーザーですが、元々キヤノンユーザでもあったので、大いに注目しています。
御手洗社長がどう手腕を発揮してくるのか、R5やR6をどう仕上げてくるのか、注意深く見守りたいと思います。
以上、どうでもいい話でした。
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- 2020/05/02(土) 11:00:00|
- どうでもいい話
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